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パリのハロウィン


今日は弟のT号一家とイタリアン。


デザートに頂いたケーキが可愛かったです。

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クリスチャンではない人にはハロウィンは関係ないかもしれませんが、

留学先だったフランスは、ハロウィンの夜は子供たちがよその家をたずねてまわって

お菓子をもらうという習慣がありました。


最初の年はそういうことを知らず、家にカップラーメンしかなくて

たずねて来た子供達にあげるものが何もなかったため

がっかりさせてしまったと思い、翌年はお菓子を買っておきました。


そしたら日付が変わってハロウィンになった0時をまわってから

いきなり子供が呼び鈴を鳴らしてたずねて来られた時はビビりました。


なぜならフランスのアパートの呼び鈴はやたら音がデカい。


玄関の外に

「呼び鈴を鳴らさないで下さい」

と書いてある家もたまにあったほどです。


鳴らさなきゃ呼び鈴の意味がないんだけど。
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現代音楽を書く技術


やっと一区切りつきました。

201009291829000.jpg


オリジナルを書くのは久しぶり。


まったく進まず何時間も机の前に座っていたりする時期もあったけど、

少しずつ集中できるようになってきたみたいです。


留学中にお世話になったメファノ先生に、技術的なことをぎゅうぎゅう・・・

ほんっとギュウギュウ指導して頂いたのが、当時の私にはアップアップで

消化不良をおこしていました。


それが自分の中でつながってきて、

少しずつ身についているな、と書きながら感じました。





ボジョレーヌーボー解禁

200911201456000.jpg

毎年ヤマト運輸さんから手に入れています。

新しいからフルーティでそれほど

ウマイー

ってわけでもないけれど、季節の風物詩みたいなもので一回は味わいたい。


留学中に通っていた現地のフランス語講座で、

クラス生の誰も解禁後にボジョレーを飲んでいないと知ったフランス人の先生に、

いったいキミたちは何をやっているんだ!

と怒られました。


スーパーでいっぱい売られていて1000円くらいでいいのが手に入りました。


これはいつ頂こうかなあ。




音楽のこと、フランスのこと 11


学校での演奏科の生徒の試験などを見ていると、

多くの課題曲の中にバッハなど古典の作品と同じように、

現代の作品も演奏されるのが普通でした。


当然、古典では使われない特殊な演奏法、

例えばクラリネットで割れたような音を出したり、

重音(二つ以上の音を同時に出す)といった事も普通にやるので、

私たち作曲の人間にとっても、自分の書いたものが受け入れられ

やすく、演奏されやすかったです。



日本人に限らず、外国からパリに音楽留学に来て、

そのままパリに残って音楽家として仕事をする人はとても多いです。


やはり本場なので、音楽そのものの感覚が違う、ということが

まず一番に挙げられると思いますが、仕事をする上で受け皿が多い、

という事もとても大きな理由です。


あと、ピアノやヴァイオリンなどは音楽学校が受け入れる

年齢制限が二十歳くらいなので、そういう楽器の人は、

高校を出てすぐ留学する人が多いので、日本の音大での

コネクションを持たないためにそのままパリに残って仕事をする人もいます。



私はやはり、自分の生まれ育った国を、自分の本拠地としたいと思い、

帰国したわけですが、パリで音楽を通して学び、生活したことは

一生の財産になると思います。



これからは、日本において、自分の学んだ事をいろいろな面で還元できれば、

と思っています。


今日は、自分のフランスでの生活を明確に確認させて頂く、

大変良い機会になりました。

どうもありがとうございました。

(2005年4月16日 長野日仏協会総会における講演会)

音楽のこと、フランスのこと 10


音楽のあり方が日本とずいぶん違うなあ、と感じたのは

シャンゼリゼ劇場やオペラ座のような伝統のある大きなホールでは、

日本の、例えば県民文化会館などでのコンサートのように、

前もってしっかり企画され、プログラムや奏者も有名処の、

いいコンサートを聴くことができるのですが、パリには、

すぐ近所にあるようなイスと小さな舞台を設けただけの

小さなシアターのようなものがすごく多いんです。


そこでは珍しいいわゆるアンダーグラウンドな映画をやっていたり、

音楽家の有志が集まってコンサートをおこなったりしていて、

やりたい音楽をやっている人たちがたくさんいました。


あと、たくさんある音楽学校のホールや、公共の機関の一室を開放して、

そういったものに使われていたりして、近所の人や、会社帰りの人がフラリと

立ち寄って聴いていく姿もあり、最初は

「なんだかシケてるなぁ」

と思いながら通っていたのですが、だんだん、それを聴く人にも、

企画する人にも気負いがなく、自然に音楽が身近な生活の一部になって

いるように感じるようになってきて、

音楽が土壌として存在するってこういうことなのか

と思うようになりました。



つづきます。




音楽のこと、フランスのこと 9


コンセルヴァトアールにおいて、授業そのものから、

伝統的な古典を理論としてしっかりと学び、同時に全く違った観点からの

アプローチも身につけられた、という事で音に対する知覚が変わってきて、

音を空間的にとらえる

という感覚が自分の中に芽生えてきたように思います。


この空間的能力というのは、作曲だけでなく、演奏にも言えることなのですが、

奏でる音楽が立体的に立ち上がるようで、これはフランス人のもつ優れた能力の

一つだと思います。


また、音楽のみならず、花屋にあるブーケの形や、部屋に配置された家具や

装飾のされかた、また、人間の立ち振る舞いなどにも全て空間があり、

立体的に感じられます。



私は勝手に、それぞれの民族が、潜在的に持っているリズムが違う、

と思っているのですが、能や歌舞伎の音楽などはまさにそうなのですが、

日本人の持つリズムは1.1.1.1.・・・・と、限りなく平面で進んでいくリズムで、

ヨーロッパ人の持つリズムは1.2.3.1.2.3.と進み、またそれが戻ってくる

リズムだと思います。


こういったことは、自分の中にもともとないモノなので、フランスに行った当初は、

その違いが良くわからなかったのですが、2年くらいコンサートに通い続けていると、

だんだん感じ取れるようになってきました。



つづきます。

音楽のこと、フランスのこと 8


私が通っていた国立のコンセルヴァトアールはとにかく厳しかったです。


授業が多岐にわたって開設されていて、曲を分析するクラスや、

ピアノ曲をオーケストラに書き直したり、また音響学で数学的な観点から音を扱ったり、

その他にも即興のクラスもあり、これらは、もちろん作曲科でけでなく、

演奏科の生徒も学ぶのですが、いくつもの授業を同時進行で進めていかなければならず、

自分はどういう音楽をしたいのか、という事より、

限られた時間のなかでいかに仕事を押し進めていくか

という、言ってみればプロ養成校のようでもあり、自分の中の考え方に、

また一つの価値観が加わったように思いました。


比較して、どちらがいいというものでもないのですが、

これに対して、日本の音大では、つく先生にもよりますが、どちらかと言えば、

理論や、膨大すぎて一見無駄に見える実践よりも、

音楽における精神性

の方に重きを置いていたように思います。


つづきます




音楽のこと、フランスのこと 7

今日から長野日仏協会で留学中のことを講演させて頂いた(2005年4月16日)

「音楽のこと、フランスのこと」

シリーズの後半を数日間に渡ってお届けします。


私、おばかなことに自分の書いた原稿をなくしてしまい、とりあえず前半までで

前回いったん終了させていただきました。


このシリーズを講演させていただいた後に、協会誌に掲載されたものを

長野日仏協会の事務局さまにお願いして送っていただきました。


協会事務局のW様、本当にありがとうございました。

この場を借りてお礼を申し上げます。



↓では後半をお楽しみ下さい。↓




6年間の滞在のうち、最初の2年はエコールノルマルという音楽院に通ったことは

先程お話させていただきましたが、あとの4年は国立のパリ音楽院に通っていました。


フランスでは公立の音楽学校の事を全て

「コンセルヴァトアール」

と呼び、

それぞれの地方、日本でいう各県に一つは存在し、パリの各区にも区立の

コンセルヴァトアールがあります。


日本の大学のようなシステムはとっておらず、音楽専門学校のようなものなので、

学校さえ受け入れれば、義務教育と並行しながら何才からでも入れます。


まずは地方から通い、だんだん中央に向かい、最終的には国立に行く、

というのが音楽で身を立てていこうとするフランス人の一般的なルートです。


やはりフランスは芸術に対して理解のある国だなあ、と思うのは、

この国立のコンセルヴァトアールは学費がタダ、

つまりフランス政府が出してくれる、というところです。
1999年~2003年当時



ここのディプロマ、日本で言う学位をを持っていると、

ヨーロッパにおいては一生有利にはたらきます。


日本は学歴社会だとよく言われますが、私の見た限りでは、

フランスのそれは比較にならない程そういう主義が強いと思います。


パリや、またその近郊のコンセルヴァトアールには外国人の生徒も多く、

私達は、フランスに行っていい先生についていい授業を受けられれば

それでいいと思っているのですが、こういうシステムの中でやってきた

フランス人にとってはやはりディプロマの取得は重要なようです。


つづく。




捨てられたマットレス


最近すっかり春らしくなって、お昼近くになると日差しが暑い。


ジョギングに出ると長野マラソンが近いということもあって

けっこうな人が走っている。



10日ほど前から橋にベッドのマットレスが捨ててある。


けっこう大きいので処分に困って置かれたもよう。


そこを通る前に、今日もあるかな、とドキドキする。



そういえば留学中、こんなことがありました。


借りていたアパートのガスレンジが壊れたことがあって、

たまたまウチに電気配線の修理に来ていた(ガスレンジとはぜんぜん関係ない)

電気屋のおじさん2人に、大家さん(パワフルなおばあちゃん)が

ガスレンジを外に運び出させて

「これはどこに電話すれば引き取ってもらえるのかしら」

と聞きました。

電気屋が

「市役所に電話すれば取りに来てくれますよ」

と言うと、

「わかったわ。市役所ね。わかったわ。」

と何回も確認していたので、てっきり大家さんが電話してくれたものだと

思っていたんです。


ところが2週間経っても外に出るたびアパートの外にガスレンジが

置きっぱなしになっている。


近くに住む大家さんのところに用事があって行ったときに、

「ガスレンジ、市役所に電話してもらったんですよね?」

と聞くと、きょとんとして

「いいえ、してないわよ」

と。

「私は大家さんがしてくれたと思っていたんですが、

いつも外に置いてあるのでおかしいと思っていたんですよ。

気になるから私が市役所に電話しますね。」


と言うと、


「いいのよ。ほっとけば」

とニッコニコ。


「そういうわけにもいかないでしょう」

と言うと

「いいのよ。ほっとけば」

ともっとニコニコして言ったのでそのままにしてしまいました。


大家も大家だけど私も私。


それから1ヶ月ほどおいてありましたが誰かが処分してくれたようです。



捨てる神あれば拾う神あり。


・・・・ちょっと意味がちがうか。




音楽のこと、フランスのこと 6


また、スーパーやタバコ屋へ行けば長蛇の列にもかかわらず

窓口の人はおかまいなしにペラペラとしゃべっていて、

不思議なことには誰も苦情を言わないんです。

これには6年間ずっと慣れることができなかったです。

ボーッとしてると横入りされますし、自分も文句を言わないとくやしいですし、

こういうことでよくケンカをしている人を見ました。


不愉快な思いをした時、いかに相手に言うか、という事は

パリではとても大事な事のひとつだと思います。

フランスの友達や、良くしてくれた大家さんなどにも

「こういうときはこれこれこういう風に言うんだ」

とか、よくそういう話題になりました。


いい勉強になると思って、言う事は言ってケンカもした事は

今になって良かったと思っています。


前半はここまでです。後半はまた近々、掲載します。

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