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「絶対音感」 その5~数値でははかれないもの

ピアノの調律をしてもらいました。


ソルフェージュのレッスンの時に、生徒さんに「もう一度よくピアノの音を聴いてみて!」と言ったときに自分が弾いた音が少しくるっていたりすると「あ、ヤバいなぁ」と思います。


さいきん絶対音感についていろいろと考えているときに、

1音1音は正しいヘルツ(周波数)で表される音も、一つの楽器全体のバランスをとろうとすると誤差が生じる

という話を思い出しました。


それは本当なのだろうか、本当だったらなぜずれるのだろう、という疑問を持ったので、今日来てくださった調律師さんにたずねてみました。


それは本当でした。

この現象は「インハーモシティ」と呼ばれ、楽器から音が出るときに起こる振動からほんの少しの誤差が生じ、それが積み重なって起こるのだそうです。



私のピアノの中です。


ピアノを弾くと、中の白いハンマーが上がって、下から弦を叩きます。

こうすることで音が出ます。

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ふだんは黒い所で弦を上から押さえています。

これによって音と音がつながってしまうのを防いでいます。

ピアノの下にあるペダルを足で踏むと、これが上にあがります。

弦を押さえるものがなくなると、ハンマーで叩かれた音は反響し、ウワーンとした音響空間を作り出します。


この弦は向こう側までつながっていて、低い音が出る左側の弦は長くて太く、右に行くにつれてだんだん短い弦になっていきます。

この長さのちがいが音の高低をつくります。

DSCF0024.jpg


鍵盤の手前から向こう側へは2メートルあります。

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ピアノのように大きい楽器は、中に張ってある弦がとくに長いのでそれだけ振動が大きいため、その結果として誤差も大きくなる、ということだそうです。



なるほどなぁ~。


数値が正しいのが良いだけなら機械でピアノの調律ができるわけで、生の楽器から自然に生じる誤差は人間の耳で確かめながらやるしか方法がないもんなー。


調律は耳のためにしっかりした方がいいですヨー。




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「絶対音感」 その4~倍音について


生の楽器で音を一つポーンと出すと、その音が持つヘルツ(周波数)の2倍のヘルツの音、3倍のヘルツの音、4倍の、5倍の・・・と、実際には弾いていない音が鳴るということをご存知ですか?

img239 のコピー

上の楽譜の1の音だけをを弾くと、2から先の音ぜんぶが自然に鳴ります。

これを倍音とよびます。(電子楽器からは倍音は鳴りません。)


倍音の中で一番つよく鳴るのは2倍音、つぎは3倍音。

これが聴こえる人がいます。(それほど多くの人が聴けるワケではないと思います)


「ド」を一つ出すと、意識して聴こえる聴こえないに関わらず、実は複数の音が鳴っているこの状態。

私はこれが良い耳をつくる要因のひとつになっているのではないかと思っています。



ソルフェージュの書き取り聴音(楽器で弾かれる音を五線紙に書きとることで音感を養う訓練)の時、実際に弾いている音より1オクターブ上の音を書いている生徒さんがしばしばいます。


これには理由があって、実際の音より、そこから自然に発している2倍音(つまり1オクターブ上)のほうを聴き取ってしまっているのです。







長野県交流試合

空手を再開してから約2ヶ月経ちました。

実力試しというには準備不足ではあったのですが、せっかくの機会なのでぜひ参加したいと思い、と長野県の交流試合に出させて頂きました。

道場に集まって先輩の車に分乗し、松本へ。

行ってきま~すハート

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試合会場です。

前衛的な建物に見えますが、普通のコンクリート造りの柔剣道場。

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昇級審査会もいつもここで行なわれています。


今年はたくさんの道場生が参加しました。

始まる前の様子です。

DSCF0018 のコピー


道場から持参したミットを使ってウォームアップ。

普段会えない他の道場生とも会えるので、アットホームな雰囲気ですし、豆に道着を着せたように小さい子供から普段一緒に稽古している大人まで、自分が知っている人達の試合をたくさん見れるのもまた楽しみの一つです。


でも自分が出るとなるとやはり緊張します。


今回は、後悔の残らないような試合をしよう、と一応テーマ?を決めてみました。


2回戦でなかなか決着がつかず、再延長戦(本戦の3回分)までやった時はとにかく苦しかった。。。。

結果は2位。決勝で負けてしまいました。当然のことだけれど負けると悔しい。。。

DSCF0020 のコピー


左の再延長をやったゆかりちゃんと、ハイポーズ絵文字名を入力してください


これからもできるだけ本番を踏んで、自分の理想に近づきたいと思います。




「絶対音感」 その3~ハ・チョウチョゥ、ト・チョウチョゥ

私はソルフェージュのレッスンにおいていつも「固定」ドでやっています。

この「固定ド」と「移動ド」の音楽教育の歴史や、またどちらかの教育法を推奨する意見もたくさんあるようですが、私はいま「こっちが良い」と結論付けるよりも、他の観点に目を向けて考えてみたいと思います。



私が注目していることの一つは「調性」です。


「音感」が発達してくると、それぞれの楽器は「調性」によってニュアンスが違うということに気づかれる方も多いのではないかと思います。

また楽器によって得意な調というものも存在しますので、作曲家はそのことも考慮に入れて楽器の可能性を十分に引き出せるように書くことも多々あります。



調性について考える時とても大事だと思うのは、その調が持つ「性格」です。

シャープ系とフラット系の持つニュアンスは、同じ曲でもまったく違った印象になります。

それぞれの持つ主観はそれぞれですが、「調性」のみにスポットをあてるとシャープ系には開放感が、フラット系は少し内にこもったような印象を、私は持っています。


そこに、曲のモチーフ(テーマを構成する小さい楽句)、演奏される楽器、といった他の要素が大きく関わってくるわけです。

楽器によって、得意な音型や、音域が違いますから、当然それによってニュアンスも違ってきます。


多くの要素が集まって一つの音楽が出来上がると、今度はどのテンポで演奏したらいいか、といった演奏上の解釈も明確になってきます。



先日、ある指揮者が「ここはG-durなのであまり速くしない方がイイね」と言っているのを聞き、「なるほどな」と思いました。

もちろん、「この楽想が」G-durだから、そこに生まれるニュアンスを表現するにはあまり速く演奏しない方がいいでしょう、ということであって、G-dur=速く演奏しないということではありません。



さまざまな要素が倍々になって作られている音楽は、ミソシはミソシの持つ調性×楽想×楽器などによって奏でられるニュアンスを楽しみ、ソシレはソシレの調が持つ音域から生まれる音楽があると思うのです。


それを感じとることに、移動ドだから、固定ドだから、というのは関係ないと思います。



ただ、このことに意識を向けてみるだけでも、音楽的に良い耳をつくることに非常に役立ちますし、調性という面に焦点を当てて見ることで、またさまざまな考え方が出てくると思います。




「絶対音感」 その2~絶対音感ってなあに?

「移動ド」と「固定ド」についてのいろいろな人の書いたものを読んでいると、ひんぱんに出てくるのが絶対音感という言葉です。

いつからか、この言葉だけが広く一般に知られるようになり、また「ドレミだけでなく、物音も「ド」か「レ」か分かるのが本当の絶対音感なのだ」という話も広く知られるようになりました。


私はこれを、音楽領域をもっと広げた、聴覚(医学?)の領域としてとらえるのであれば全く間違った考えだとは思いませんが、この

人間の耳が音を感知する能力と、音楽的な耳でドレミを感じ取ることのできる音感の能力とはきっちり区別をつけた方が良い

と考えています。


訓練を重ねることによって音感が発達してくると、物音をドレミとしてとらえることは可能になります。

(もちろん音感の訓練を積んだ全ての人ができるとは言いきれません。ここに個人の能力や音楽教育の環境などが関わってくるか否か、これを問題にするとキリがありませんし、膨大なデータも必要になってくると思いますので、ここでは置いておきます。)


扇風機の音をドレミで聞いてみるとしましょう。

物音はドレミとぴったり合っていない事がほとんどなので、「この扇風機の音は「ミ」と「ファ」の真ん中よりちょっと高い。」というような答えになると思います。

また、物音が複数に分かれて聴こえたり(倍音が聴こえているのでしょうか?)する事もとても多いです。

いずれにせよここで大事なことは、

これらは音楽としてとらえた「音感」によって聴かれたものではない、ということ

だと私は思います。

扇風機の音を聞いて、訓練によって培われた知識でドレミのいずれか近い音に当てはめているようにしか見えないのです。



もし物音さえも音楽のひとつとしてとらえるのならば、これを表現する現代の作曲家の手法として存在し、完全に音楽の領域に入ります。

この領域の区別がなく「絶対音感」という言葉だけが広まってしまった現在の状況を残念に思います。


なので、その定義はさまざまですが、

「絶対音感」といったら音楽領域でのドレミを聴き分ける音感


というとらえ方でよいのではないかと私は思います。


国によって調弦のヘルツ数も微妙に違いますし、昔に比べて現在は調律が高くなってきています。

情報に振り回されてしまい、「その違いがよく分からないから自分は絶対音感がない」と細かいことに悩んでいる方を見かけますが、それは違うと思います。



最初に基準となる音(通常は「ラ」)をもらったら、それを基準に後のドレミが分かればそれで「絶対音感」がしっかり身についていると言って差し支えないと思うのです。






「絶対音感」

ソルフェージュ教室にいらしている大人の生徒さんで、長い間「移動ド」でやってきたという方がいらっしゃいます。

私は「移動ド」と「固定ド」について真剣に考えたことがなかったのですが、その生徒さんと何度かそのような話になり、「自分はそれについてどう考えるのか」ということを明確にしてみるのも良いかもしれない、と思いネットでいろいろな人の見解を読みながら考えてみました。

日本の音楽教育の歴史や理論などを知ることは大事なことだと思います。


これからこの事について、少しずつブログに書いていきたいと思います。




お気に入りCD

以前、このブログで紹介したお気に入りのCDについて大きなカン違いをしていました。

フランスのパーカッションストラスブールとコラボレーションしているアフリカのパーカッショニストはユッスー・ンドゥールではなく、アダマ・ドラメです。


↓この記事です。すでに間違いの証拠隠滅はさせていただきました。

http://rithmiqueman.blog108.fc2.com/blog-entry-51.html

どちらもアフリカのミュージシャンで、昔から面白いと思って聴いていたのですが、なぜか??いつの間にか自分の中でこの二人が入れかわってしまっていたのです。

ゴメンナサイ。


このCDです。

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原始的な色合いではありますが、全体はかなりヨーロッパナイズされています。


最初のソロは、ものすごくリズムの変化に富んでいて、かなりカッコいいです。

いわゆる4拍子とか3拍子ではないので、リズム聴音するのはすごく難しそうだなー、と思います。

ぜったいにしないけど。

どなたか、ご自身のリズムの引き出しを増やすつもりでやってみませんか?





ノーベル平和賞

フランス語の授業に行ってきました。


いつもフランスのネットニュースや新聞記事を読んでいって、それについて読み深めたり、それぞれの考えをお互いに述べたりしてあっという間に時間が過ぎていきます。

今日のお題はルモンドの記事、ノーベル平和賞を受賞した

「アル・ゴア氏、革命家にふさわしき人」

昔から環境問題に取り組んだり、自らが立ち上げたテレビ局では、放送規制の多かった当時の風潮を絶って大勢が参加して作る番組を主にしたりして多分野で民主政治を実践し、7年前の大統領選でブッシュ氏に破れた頃に比べると、今では人気が逆転してしまった、などと書いてありました。


テロの後、フランスのテレビニュースを見ていて、反ブッシュ色がけっこう強かったのを覚えています。




web作成はムズカシ

ソルフェージュ教室のホームページ、やっと・・何とか・・・形になりました。

ヤッター!


でも、とてもキレイで見やすいとは言えない出来です。


先月知り合った方に、ウェブ制作の仕事をしている人がいて、その方に仕上げをお願いしようと思っていたので、頂いた名刺を大事に持っていたんです。

大事にしすぎてホルダーから外したらしく、そのままどこかにいってしまいました・・・・


いつものことなんですが・・大事なものだからいつもと違う場所にしまいこんで、そのままどこにしまったか分からなくなって失くしてしまうのです!

大事な書類、カード類、お気に入りのCD、etc・・・そう衣類までも!

何度も失くして買い直して、同じ楽譜が3冊くらいあったりもする。


一年くらい前、自分の傾向をはっきりと自覚し(おそい)、それに見合った生活をするようになって少し良くなっていたのに、最近またひどくなりました。

探しているうちに他のものが出てきて「あ、これなつかしい」と他の事に興味が移りはじめると連鎖して、最後にはまったく関係のないことをやっていたりする。

あれ、何をやっていたんだっけ?と我に返る。


話をもどしましょう。


ウェブデザイナーの名刺は、やっと目の前の本棚に入れたクリアファイルの中から失くしていたと思っていた書類やカード類と共に見つかった。


これから連絡をとってみます。


さいなら。




G線上のアリア

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先日やらせて頂いたアレンジ曲の楽譜が掲載された「弦楽ファン」http://www.ymm.co.jp/magazine/gengaku/が発売されました。

アレンジひとつでも、

・どの曲をどの編成にするか
・何調に移調するか
・何小節に縮小するか

といった具体的な条件を頂いてからアレンジにとりかかります。

聴くと5分で終わる曲も、実はアレンジに何日もかかっているんですよ~~


終わると楽譜の校正に入ります。

アレンジするのは私ですが、校正の段階で関係者の方が「こうした方がいいんじゃないか」といった、それぞれが持つ曲のイメージがあるので、それを話し合って修正します。

音楽的な面だけではなく、ユーザーの方が使いやすい記譜法などの細かいところも話し合って直します。


今回はバッハのG線上のアリアという、もとは管弦楽組曲の中の楽章のひとつ、弦楽合奏「アリア」が原曲です。

弦楽合奏ならではの透明感のある美しい曲で、誰もが耳にしたことがあると思います。


この「アリア」が書かれてから100年以上経ってから、ヴァイオリンだけのためにアレンジされたのです。

「G線上」とよばれるのは、ヴァイオリンに張られている4本の弦のうち、一番低い「G線」のみで弾かれるように指示されているところからきています。(もちろんバッハ本人は知りませんが)

こうすることによって、かすれたような独特の音色が出るのです。

今回はこの曲を、チェロ+ピアノにアレンジしました。


付録CDのレコーディングの様子はこちらです↓
http://rithmiqueman.blog108.fc2.com/blog-entry-33.html

新極真空手/世界大会

先日、空手の世界大会の観戦に行ってきました。

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ロシアやリトアニアから強い選手がたくさん出場していて、リトアニアからは応援団が大挙してきていました。

日本人の選手に頑張ってほしいのはもちろんですが、遠いところからやってきて応援の数も少ないところで一人で戦う外国人選手の空手に対する情熱は本当にすごいな、と国際試合の時にいつも思います。

逆に、空手は日本の武道なのだから外国人には負けられない、というような空気がいつもあるので、日本人選手にかかる重圧も相当なものではないかと思います。

男子は試合が進むにつれて勝ち進む日本人選手が少なくなりましたが、塚越孝行選手が決勝まで勝ち残り、最後は見事に優勝しました。

塚越選手は試合後のインタビューで、
「日本人が自分一人になってしまった時に、負けられないというプレッシャーがあった」
と試合で欠けてしまった歯を気にしながら涙ながらに話していたので、そうだろうなぁ・・・と空手の技術とは別の面でも乗り越えなければならないものがあったんだ、とじーんときてしまいました。


この他に印象に残ったのは福田美み子選手の試合でした。

顔面殴打が入って倒れた時にはヒヤヒヤしました。

立ち上がってもフラフラだったにもかかわらず、ドクターや審判が声をかけると、
「まだやれる」
という意思を当然のように表して最後まで思い切って戦いぬく姿に感動しました。

もし自分だったらあんなガッツは絶対ないだろうな、と比較の対象にもならないのに、おこがましくも自分と置きかえて想像してしまいました。


こういう感動はなかなか得られるものではありません。

足をのばして見に来たかいがありました。


選手のみなさま、お疲れさまでした。




アフリカ旅行記 その15~マサイマラ空港からナイロビ空港へ

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9月23日 後半


サバンナの動物とお別れして、マサイマラ空港からナイロビ空港へ小型飛行機に乗って行く。

マサイマラ「空港」とは名ばかりで、ただの広い場所だ。

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小さなおみやげ屋が一件ある。

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外壁に白いペンキで勝手に「DUTY FREE」と書いている。

自分が乗る飛行機が到着するまで何機かの小型飛行機が離着陸するのを見ていた。

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私が乗ったナイロビ行きの飛行機の中からの、上空からの様子。

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マサイマラから50分と、あっという間に着いたナイロビ上空から。

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ナイロビの国立公園。
ここにもたくさんの動物がいるはずだ。

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空港でめずらしく日本人に会ったので、声をかけた。

筒のような大きなカメラをさげていた。

新聞社のカメラマンで、一人で世界中をまわって撮っているそうだ。

ちょうど今、西原理恵子とカメラマンの鴨ちゃんの著作をシリーズで読んでいたこともあってか、こういう仕事もとっても楽しそうだな、と思ってしまった。


ナイロビ空港。

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お昼はアフリカンバーベキューを頂いた。

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日によって入ってくる肉が違うらしいのだが、この日はさっき見たばかりであるダチョウを頂いた。

特に変わった味ではなかった。

旅行に来る前に「ワニを食べてみたい」と思っていたが、残念ながら味わうことはできなかった。

ここは観光客の多いレストランだそうで、隣のテーブルには日本人の観光客が。

なんと、高校の同窓会だそうだ。

レストラン内部の巨大なハチと記念写真を。

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ケニアは貧富の差が大きい。

長距離飛行の空港では、見るからにお金持ちそうな人が時々目につく。

役人でけっこう悪いことをしている人も多いのだとガイドさんから聞いた。

このあたりは裕福層の家が立ち並ぶ。

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ナイロビ市内の様子。

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ヨーロッパの都市と同じくらい発展している。

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街路樹の上にたくさんとまっていた大きな鳥。

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右側の円柱形の建物はケニアの国会議事堂。

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ケニアの治安は悪いそうだ。

今はないが、数年前までカージャックがけっこうあったらしい。


夜、ケニアから空港を発つ時、ちょっと淋しくなってしまった。

8時間かかって、早朝アムステルダム着。

ここでひと休みしてから日本に帰る。

ノンストップでずーーっと遊びっぱなしだったのに、大自然のおかげでかえって元気になって帰ってきた。


たくさんの動物を見たり、文明とは関係のない生活をしている誇り高きマサイ族をたずねたりすることで、また世界が広がってしまった。

アフリカ人は実直で人あたりが良く、とても感じが良かった。

楽しかったアフリカへの旅。

また近いうちに行きたいと思う。





アフリカ旅行記 その14~最後の動物観察

9月23日 前半

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最後のサファリドライブ。

上から草原を見わたせるバルーンがいくつも飛んでいる。

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ゾウが群れをなしている。

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インパラとガゼルはとても良く似ている。

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おしりの白い模様で見分けがつくのだが、前から見るとまったく見分けがつかない。

「トムソンガゼル」というミニチュア版や、「デュクデュク」という一番小さいのもいる。
デュクデュクは姿はかわいいのだが、いつもビクビクしていてすぐに逃げてしまう。


ダチョウのメスが大きな羽を広げて首を思い切り左右に倒す、すごいダンスをしている。

するとオスがメスのほうにかけより、今度はオスのほうが例のすごいダンスをしながら交尾が始まった。

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この時期、オスの首と足は赤い。

広げるとすごい羽だ。


カバのプール(池)へ。

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水の中で気持ち良さそうにおっとりとして見えるが、実際にはライオンよりも凶暴でアフリカの動物の中で一番恐ろしいそうだ。

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夜行性で音に敏感なので、夜物音がしただけでそこにいた人を殺したり、人間の領域に来てメチャクチャにしたりして、被害に遭う人も多いらしい。


ケニア人ガイドさんの話を聞いていると、ライオンは追っていたヌーを狩れない(=負け)と、それを認めたくないがために自分から追うことをやめて降参したり、(追われていたヌーも自分が襲われかけていたことをすっかり忘れて草を食べ始めたりするらしい)、「百獣の王」などと名づけて強いイメージを持っている人間から見ると意外な部分もけっこうあるようだ。


カバの次に恐ろしいのはバッファローで、次いでライオンがくるそうだ。


マサイ族の村に行ったとき、「これ、いらないか?」とライオンのキバを見せてくれた。

どうやって手に入れたのかと聞くと、戦って取ったというので何だかライオンがかわいそうになってもらわなかった。





アフリカ旅行記 その13~ケニア・タンザニア国境




9月22日 後半
(写真はクリックすると大きくなります)

夕方4時からサファリドライブに出発。

ここマサイマラ国立公園では今日もたくさんのライオンが見れた。

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ネコ科だけあって、親同士がじゃれて遊ぶ動きはネコそっくりだが、大きいので

ドスッ! バコッ!

そのたびにすごい音がする。

子供もたくさんいた。

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年老いたライオンが2頭歩いてきた。

サファリカーが他にも何台も来ていたその前をゆっくり歩いている。

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動物は人間の話し声にとても敏感だ。

サファリカーの開いた天井から顔を出して、シマウマを見て「わあ、かわいい」と言ったらシマウマがビクッとして行ってしまったこともあった。

この2頭のライオンは話し声にイライラしている様子がありありと見てとれる。

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言葉では言い表せない恐怖を感じた。

車のドライバーは運転席の窓をすぐに閉めた。

私たちの乗っている車のすぐ脇をゆっくりと歩いていった。

とにかく怖くて撮った写真はほとんどブレてしまった。

3年ほど前にジンバブエで、サファリカーから降りた日本人がライオンに食べられたことがあったそうだ。


この後、ケニアとタンザニアの国境まで連れて行ってもらった。

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これはレンジャーの家。

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煙が出ている。

野焼きをすると、新しい緑が育つのだ。


数キロごとにある国境を示すしるし。

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帰りに何度か見た、食べられたヌーの死骸。

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夕日がまたきれいな日だった。

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アフリカ旅行記 その12~マサイ族の結婚式

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9月22日 前半

先日たずねた村とはまた別のマサイ族の村へ。

幸運にもその日は婚礼で、お嫁に行く17才の女の子を、みなで美しく着飾って送り出すところへ私たちは到着した。

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マサイの結婚は親が決めてしまうので、会ったこともない人と一緒にならなければならない。

行きたくないと花嫁が泣いていた。

それはそうだろう。

心を動かされてしまった。

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何人かと一緒に車で迎えに来た新郎は20才。(おそらく一番左)

トラックの荷台に食料だろうか、いっぱいに積んで、花嫁を乗せて行ってしまった。

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私たちを出迎えてくれた村長の息子。

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とてもたくましい、感じの良い人だ。

村長の意向で外の大学で勉強していたらしい。

どおりで多くの人が耳に開けている耳飾のための大穴がない。


古いタイヤで作られたサンダルをはいている。

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丈夫で長持ちするらしい。

ケニアの街中に、タイヤをくずしてチューブだけをたくさんぶら下げている所があった。

多分、ああいう所で作っているのだろう。


まず、村長にあいさつをする。

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息子をはじめ村の人達は村長に大変気を使っているように見えた。

日本で普通に暮らしている私たちにはわからないくらい、身分の高い人なのだろう。


これらの薬草はせき止めや風邪薬。

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薬草を入れて作る自家製の酒。

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飲んでみるかとすすめられたが丁重に断った。

旅行中にあまり変わったものを口にしないほうが賢明だろう。


歌いながら一人ずつジャンプして高さを競い合う。

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一番高く跳べた者が一番強い男なのだ。


子供も素朴で人なつこい。

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先日、別の村に行ったときと同じように、家の中にも入れてもらったりしてどのような生活をいとなんでいるのか話を聞いたりした。

火を起こして見せてくれた。

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右の人はカツラをかぶっている。

婚礼の日なのでおしゃれをしている。


放牧の家畜を夜入れる囲いなどを見せてもらうために移動するたびに、若い何人かが私の赤いサングラスをかけたがるのだ。

しかしとても良く似合う。

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いつも赤い衣服をまとっているし、赤が好きなのだろうか?

とくに彼(↓この人)は気に入ったようで、なかなか手放さないのでしばらく貸してあげた。

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最後にビーズで作ったブレスレットや木彫りの動物などを並べたマーケットへ。

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値段は交渉して決める。気に入ったブレスレットを買った。



帰るときにサングラスを貸した若い人が見当たらないので、村長の息子に聞いた。

「おい!どこへ行った?」と大声で言うと、隠れていたマーケットの台の下からしぶしぶと出てきた。

よっぽどサングラスが気に入ったらしい。

私もこれは借り物だったので返してもらわざるをえない。


帰り際、マサイは一夫多妻制ですでに3人も妻がいる村長の息子に嫁に来てくれと言われた。

↓↓プロポーズされた瞬間↓↓
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リップサービスとは言え実にうれしかった。。。。。。。



冗談はさておき、マサイにお嫁に来た日本人が実際にいるそうだ。

文明の発達した大都市への国際結婚だって相当な覚悟が要るだろう。

どんなに大変だろうか・・・・


車の中から家畜の乳をしぼっている子供が見えた。

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マサイの子供は3才くらいから棒を持って放牧をするようになる。





アフリカ旅行記 その11~世界自然遺産の中で

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9月21日 

湖のロッジに1泊したのち、世界自然遺産であるマサイマラ国立公園へ。
この公園内のロッジに2泊するのが最後になる。
舗装されていない最悪の道だ。

サファリカーでの長い道中、いろいろな植物も見られた。

ダトゥーラストラモニア

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雨季も乾季も一年中緑の葉をつけ、白いきれいな花が咲く。
人間が食べると頭がおかしくなり、動物が食べると死に至る。
マサイ族や野生動物はそれが危険だということを知っているが、小屋で飼われていた動物が知らずに食べて事故が起きたということはあるらしい。

昼過ぎに到着。
なんだか素敵なロッジだ。部屋の中から見える景色もきれいだ。

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こちらに来てから毎朝5時半に起きて、0時には寝ていた。
朝はまだ暗く、だんだん明るくなってくる。

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レストランはテラスのようになっていて、すぐ下は川が流れている。

この川に野生のワニが5頭いる。
私が残したパンをボーイが下に投げると水の中でブクブクと喜んでいるのがわかる。

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「あーん」と口を開けたまま昼寝をしているらしく、目が見えない。

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川岸にはマングースの1種がいる。
ネコのようでかわいい。
とてもコブラとやり合うようには見えない。

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家族(?)で重なっている。

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夕方から、この公園内をサファリドライブ。

宿泊したロッジが「マラシンバ(シンバ=ライオン)ロッジ」というだけあって、ライオンが多く、たくさん見ることができた。

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若いオスだ。

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これも若いオス。
だんだんたてがみがフサフサになってくる。
年をとるとたてがみは黒くなってくる。

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家族のようだ。

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ライオンをたくさん見て堪能すると、「そういえばチーターはまだ遠くからしか見てないな。近くでたくさん見たい」とわがままになる。

最近、チーターが減ってしまったらしく、人間が来れないように2~3年隔離して増やしているそうだ。




アフリカ旅行記 その10~湖のサファリドライブ





9月20日 後半 


昼すぎにナクル湖のロッジに到着した。
おそい昼食をとってひと休みしてから夕方のサファリドライブ。

まずは湖へ。

遠くからピンクの湖に見えた300万羽のフラミンゴ。

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下には紙のゴミが散らかっているように見える。

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これはティッシュペーパーフラワーという花なのだ。

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コウノトリ

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コウノトリとバッファロー

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帰りはロッジ周辺にて動物を見る。
もうね、いつも野生動物観察ざんまいでほんとーに幸せ。

口がスプーンのような形をしているアフリカヘラサギ

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南アフリカでは忌み嫌われているというシュモクドリ

木の大きな枝にはりついている巣は、そんなに必要ないだろうと思うくらいにとても大きい。
巣材に人間の死んだ子供の足を持っていったりするので嫌われているらしい。

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ヒヒ

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この日、ヒョウを2回見た。
1頭目は木の上で休んでいた。

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2頭目はインパラの子供を食べて、満足気に木の上で休んでいた。
すぐそばには犠牲になったインパラの小さい子供が・・・

良い写真が撮れなかったのがちょっぴり残念。。石井さん、送ってください、お願いします!

この日でBig fiveと言われている動物、ライオン、ヒョウ、チーター、バッファロー、ゾウをすべて見ることができた。(アフリカにはトラはいない)

われわれ観光客がサファリカーで動物に近づいてストレスを与えないため、Big fiveは10m以内から写真を撮ってはいけない。

夕方は、多くの夜行性動物の狩りの時間になる。
観光客を乗せたサファリカ-は、6時半までにロッジに戻らなければならない。

ロッジの入り口にはレンジャーが車のナンバーをチェックしている。

サファリカーのドライバーはこれを3回違反すると、もうこの保護区に2度と入ることができない。

時間だ!急いで帰らないと!

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こんなに明るい空もあっという間に日が沈む。

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夜、洗面所の窓の外側にはりついていたトカゲ。

足の指がかわいい。

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アフリカ旅行記 その9~キリンが追ってきた!


いつもこのブログを見て下さっているみなさん、ありがとうございます。

もっと大きな写真で動物の表情までごらんになりたいという感想をいただきましたので、
クリックしていただくと写真が大きくなるように設定しました。

たまにケイタイで撮った写真があって、それは大きくなりませんが、それ以外は拡大してごらんいただけます。

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9月20日 前半 

前日の感動を胸に山を下る。

国立公園を出るとき、手続きをとる所が広く、案内人を先頭に散歩ができる。



陽がすっかりのぼると熱い。

キリンに出会った。
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「写真を撮らせてね」と言うとだまってこっちを見ている。
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しゃぼん玉のように顔からキラキラと出ていたのはよだれが風で飛んでいたのだった。

写真を撮って、バイバイといって歩き始めたら、なんとついてきた。
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ひえ~っ!
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「待って。あたしも行く」

とでも言いたげな表情だ。

こちらがびっくりして立ち止まって振り返ると、キリンも立ち止まってこっちを見ている。

怒ってボールをけると1km先まで飛ばすくらい力が強いらしいが、優しい表情だ。
小道を脇に入ったところで、キリンは真っすぐ歩いていってしまった。


いろいろな植物もある。
これは天然のようじ。
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これは天然の発奮剤。
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花もきれいだ。
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この日は170km先のナクル湖という湖へ行く。

途中、赤道へ。

「コリオリの流水うず巻き実験」をやってみせてもらう。

底に小さな穴を開けたボールに水を張ってマッチ棒を水の中に落とす。
南半球側ではマッチは右に、すぐそこの北半球側ではマッチは左に廻る。
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ちょうど赤道の真上ではマッチは動かない。


ここで記念写真。
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左から、このツアーの添乗員のsさん。
博学でグルメでいつも楽しいお話を聞かせていただいた。
スペイン料理のレシピも頂いて、さっそく日本に帰ってから作ったらおいしいのなんのって。
家族にも大好評でした。

となりは私、私の母。

一番右はカメラマンの石井さん。
大きな機材を持って、世界中をまわって写真を撮っていらっしゃいます。

来年、銀座で個展をひらかれるそうです。
ブログ上で載せている写真は時々とてもきれいに撮れているのがあるのですが、石井さんがカメラを借してくださったのです。

すごいズーム機能が付いていて表情まで細かく捉えられるし、乗り物の中からでもよく撮れるので、写真を撮ることにすっかりハマってしまいました。


赤道からこんどは自殺の名所、「ニャフルルの滝」へ。

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ここは高地で空気が薄いので、マラソン選手が練習に来るそうだ。

空気が冷たくて気持ちがいい。




アフリカ旅行記 その8~ミッドナイト動物観察

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9月19日 

早朝に起床。

昨日泊まったアンボセリ国立公園をサファリカーで出発。

この広い公園内の動物たちを見ながら、ケニア人のガイドさんからいろいろな話を聞く。
この方、現地でカラオケボックスを始めた日本人の友達から日本語を教わっただけらしいのだが、とにかく日本語が堪能だ。
私など語学学校へ通ってもなかなか話せるようにならないのに・・・・


ゾウとバッファローには晩年になるとボケて子供とケンカをするようになり、群れから追い出されるのが多いらしい。
追い出された者同士がまた群れを作り、それが凶暴で恐ろしいらしい。


ライオンは人間に「百獣の王」と呼ばれて強いイメージがあるが、バッファローの方がずっと怖いそうだ。
怒らせると追いかけてきて、追われた方は木の上に登ればバッファローはそれ以上登れない。

・・が、相手が降りてくるまでずーっと待っているそうだ。


ずーっと、ずーーーっと。



死んだバッファローの頭がい骨はいたる所に飾られている。

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(写真はタンザニアとケニアの国境、セレンゲッティという所です。2月のここは素晴らしいらしいですよ。)


角が大きくて雰囲気のある頭がい骨なのだが、生きているバッファローの顔はあまりカッコいいとは言えない。

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バッファローやヌーの背中にはよく白いサギが乗っている。

この巨体と小さな白い鳥のカップリングがgood。

フンについた虫や体のダニを食べるから乗っているらしい。


この日も5時間近く車に乗ってナイロビへ。

道はまっすぐで信号もない。

時々ボコっと段差になっている所があり、そういう所は急速にスピードを落とさなければ車が飛び上がってしまう。
道のわきに店などがあるところはそのようになっていて、車が徐行することによって人が安全に渡れるように工夫されている。

時々、警官が検問している所では、道いっぱいに大きな鉄のトゲを立てたマットが敷いてある。
「おまわりさんのハイテクノロジー」とガイドさんが呼んだここを車で突破するのは絶対に不可能だろう。


お昼はナイロビで数日ぶりに日本食を頂いた。

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多くの日本人が読む古い新聞や雑誌、広報誌などがあり、テレビではNHKニュースをやっている。


ここの掲示板に、象牙をとるために密猟によって殺されたゾウの写真が記事とともに張ってあった。
どうなっているんだというくらいにひどい姿になっている。

買う人がいる限りは密猟もなくならない。
ゾウの好きな私はつとめて買わないようにしている。



ケニア大学やデルモンテのパイナップル畑を見ながら「アバーディア国立公園」へ。

国立公園に入るときは手続きをして入園料を支払って入る。

このあたりにも手を伸ばせば届くようなところにキリンやイボイノシシがいる。

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アフリカには8種類のキリンがいる。
これはアミメキリン。


大きな木になったサボテン。

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日本では鉢植えになっているポインセチアが大きな木になっている。

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見事だ。



ここからこの日宿泊する公園内のロッジに入る。

目的地を同じくする外国人観光客がたくさん集まっている。ヨーロッパ人がほとんどだ。

バスで向かっていると日が沈んで暗くなってくると標高が高いこともあってとたんに冷え込んでくる。


国立公園内は猛獣がいるためロッジから外に出ることは禁止されている。

ロッジはガラス張りになっていて、外にまいた塩を求めて夜行性の動物がやってくる。

食事が終わると餌付けで来るジャネットキャット(マングース)を見ることができる。
時間になるともうすでに待っている。

姿もとてもかわいい。

3頭来るのだが強い順に食べるので、2番手3番手はおどおどしながら待っていて、やっと自分の食べる番になっても、他の強いのに脅されながら食べている。


動物を見たり、長い移動の車の中でガイドさんとずーっとしゃべっていたりして、まったく休まないので目の周りが真っ青になっている。


早くベッドに入ったが、このロッジは夜中に来た動物を見る、というのが売りなのだ。

ロッジの各部屋にだけ通じているブザーが1回鳴るとゾウ、2回でヒョウ、というふうに見張りの人がブザーで教えてくれる。

夜中に見たことがないので、見逃してなるものか、と1回鳴った時に見に行った。


ゾウの群れが9頭きている。こんなに大きな群れを見たのは初めてだ。


バッファローの集団もいる。

中にすごく小さいゾウがいて、みなが囲んで守るようにしながら塩を一生懸命なめている。

一頭、みなに足蹴にされている大きいゾウがいる。

これがもしかかして群れから追い出されそうになっているゾウかもしれない。


そのうちハイエナが出てきた。ハイエナは子供のような小さい動物は自分で狩って食べる。

明らかに子ゾウを狙っているようだ。


危険だと判断したのだろうか?

そのうち子ゾウを両脇でぴったりと囲むように2頭の親ゾウの間に入って3頭で先に帰ってしまった。

食べるために命がけの毎日。


厳しい世界だなぁ、と思った。




アフリカ旅行記 その7~ケニアへ



9月18日 移動日

5時半起床。

寒い。

「アフリカは暑い」というイメージしかなかったのに、朝晩は想像していたよりず~っと冷える。
寝るときは長袖Tシャツの上にカーディガンを着込んで寝て、朝出かけるときは、その上にジャンパーを着ないととても寒い。

今日は、ンゴロンゴロまで来た長い道をアリュ-シャの町まで戻る。

町の様子。

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日本で売られているバナナは輸入される時間を見越して、まだ青いうちに収穫される。
ここでは完全に熟してから収穫されるので甘くておいしい。
アフリカのバナナは「果物としてのバナナと、煮物に使われる野菜としての甘くないバナナの2種類がある。

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町は活気がある。

タンザニアはイスラム教徒が多く、あまり写真を撮られることを好まない。
いい写真を撮るには断らないといけないが、1ドルを要求される事もある。
車の中から黙って撮るのもなかなか難しい。


これはジャカランタという花で、日本でいう桜のようなものだ。
紫色の並木になる10月ごろ道いっぱいに紫色になって、それは美しいらしい。

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アリューシャの町で昼食。

このときたまたま見かけた店で「タンザナイト」という青紫の宝石を見た。
とても高くて手が出なかったけれど、初めて見る色できれいだった。


午後は北上してタンザニア~ケニア国境へ向かう。

国境では写真を撮ることができない。

国を出る時に、いいスーツを着た国の機関の人が書類を持ってとんできた。
「タンザニアはどんなところが良かったか?」「足りないところはどういった面か?」「また訪れたいと思うか?」など、出国手続きよりも観光客からアンケートをとることに熱心だった。

日本人に一人も出会うことがなかったタンザニアも、10年後に訪れたらずいぶん変わっているのだろうなと思った。


国境地帯まで迎えにきているケニアのサファリカーに乗り換える。

ケニアの現地ガイドとドライバーのお二人。
今回はツアーにのってきたのだが、人数が3人と少なかったせいもあってか、世間話のようにいろいろな話を聞くことができた。

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国境からケニアに入るとガッタガタの道をサファリカーでスピードを出して走ること1時間。
そこから「アンボセリ国立公園」に入る。だだっ広く蜃気楼が見える。
風が強くすごい砂ぼこり。

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この国立公園は40年前はなんと森だったそうだ。
通常、年に2回ある雨季も、1年半くらい乾季が続いたときに木が枯れ、少なくなった木はゾウが小さい子供に食べさせるために倒したこともあって、今はこんな荒野のようだ。

ゾウは感情を表現し、とても頭が良いらしく、ここの国立公園のゾウが研究の対象になっているらしい。

これは2才ほどで病気で死んだ子ゾウの頭がい骨。

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このゾウが死んだときも母ゾウが2、3日離れず涙を流していたそうだ。
昔はゾウは100年近く生きたが、今は異常気象などによるストレスもあって65才くらいが寿命らしい。

言い伝えにあるような「ゾウの墓場」は今のところ発見されていないが、ゾウが死ぬと仲間がそのキバを外して隠すらしい。

その理由はまだはっきりしないが、象牙のために行なわれるゾウの密猟によって殺されるゾウの仲間を見ているからではないか、という見方もあるそうだ。







アフリカ旅行記 その6~マサイ族の村へ 

9月17日 後半


アフリカ大陸には42の部族が存在し、それぞれが違った言語を持っている。
共通語はスワヒリ語、または英語。

午後はその中のひとつ、有名なマサイ族の村をたずねた。
村というより、10世帯くらいが集まってひとつのコミュニティを作っている、という方が近いかもしれない。
水道や電気もままならなかったタンザニアが発展しつつある今なお、文明の利器に頼る生活を拒否して、自給自足で生活する部族だ。

たずねるとます、集まって皆で歌をうたって歓迎してくれた。
独特な声の出し方、とてもいい響きだ。

とても声だけとは思えない、楽器のような音も聴こえる。

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みな、きれいな赤の衣装をまとっている。
耳にもいろいろな飾りが付けられるよう、たくさんの大きな穴が開いている。

そしていつも手に杖をもっている。
これは家畜を追ったり、野生の動物に襲われたりしたときのためだ。
マサイ族は勇敢にもヤリ一本ででライオンと戦ったりもする民族だ。

「マサイの勇者、ライオンと戦う」

といった見出しで新聞記事が載ったりすることもあるそうだ。


家は木を組んだ枠に牛糞をつめて壁を作る。
外から見たところ。ひと家族に一軒。

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中に入れてもらった。
10畳くらいのところが4つに仕切られていて、両親の寝る場所、子供の寝る場所、物置、というふうに使われている。
タンザニアの朝晩はとても冷える。

家の中を暖めたり、料理する火をたくところ。

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火から出た煙を出す窓。

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この家の20才の息子。
このときにいた20人ほどの若者のリーダーのようだ。

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天井はこんな風に。

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コミュニティの中の学校。
子供たちが来て勉強している。

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小さな子供たちが英語や算数の授業を受けているが、先ほど迎えてくれた若い人たちの中で英語でコミュニケーションをとれたのは2人。


マサイに限らずこの国は子供が多い。
車に乗って道を通ると手を振ってくる。

人なつっこい。



アフリカ旅行記 その5~野生動物観察

5:30起床。

外はまだ真っ暗。

お湯を出してから5分以上たっているのにまだ熱くならない。
30分出していたらようやく出た。

ありがたいお湯。


今日からようやく本格的に動物を見ることができる。

朝食後、クレータの縁のロッジから、サファリカーでクレーターの中まで下って「ンゴロンゴロ自然保護区」の野生動物を見に行く。
ガタガタの道を砂ぼこりを立てながら急な坂を下ること約1時間。

こんな道だ。

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タンザニアは雨季と乾季を年2回くり返す。
今は乾季で、間もなく雨季をむかえると、枯れ草はすべて緑に変わる。

シマウマとヌーがたくさんいる。


このクレーターの中に車がやっと2台すれ違えるくらいの道がある。
車は道以外の所へ入ってはいけない。

何台も来ている他の車と、今どこになんの動物が今いるのか無線で連絡をとり合う。
動物がいるとすぐ目の前で停車して、窓や天井から見ることができる。
こんな感じです。

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本当に静かで、風の音と動物がものを食べる音しか聞こえない。
大きくて力強いゾウ。

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ラッキーだったのは、ライオンが狩りをした直後に獲物を食べているところを何度か見ることができたことだ。
ハイエナがおこぼれにあずかろうと遠巻きに見ていた。
ライオンはハンサムでかっこいい。


つがいで気持ち良さそうにしていたライオン。

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双眼鏡では表情までも良く見えた。
サファリカーのドライバーが「5分くらい待っていればいいところが見られる」と言うので、しばらく静かに待っていたら、なんと交尾を始めたのだ!

終わると2頭並んで草むらの中に伸びて横たわってしまった。
何ともわかりやすい。。。

自然の中の動物はとてもきれいだ。
顔立ちも美しかった。

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車を停めて天井から顔を出している前を、ライオンが横切って道を渡っていったこともあったが、襲われるんじゃないかという心配を感じなかった。


シマウマはいつも集団でいる。
なのに道を横断する時はなぜかタテ一列になって1頭ずつ渡る。

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この日印象に残ったのは。。。

狭い道なのに「怖いよー」よいう顔をして1頭で渡れないシマウマがいた。
それを見かねた他の1頭(多分母親)が渡った向こう側から戻ってきて首をすりすりして励ましにきたのだ。

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渡れないシマウマは「たすけてー」という目をうるませながらこちらを見ていたが、結局もといた所へ戻ってしまった。

これはモリブタ。

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一生けん命草の根を食べていた。ムシリムシリと音が聞こえる。
初めて見る動物だ。小さくてかわいい。

他にもガゼルや黒サイ、カバなどが見ることができた。

移動中も車の中から立って天井から顔を出すと気持ちがいい。
こんな風景の中を、朝の冷たい風があたる。

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もうすぐ雨季をむかえる。

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カバが水浴びをしていた水辺に大きな木があって、バッファローのずがい骨が置いてある。

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またボコボコの道を車の窓に頭をぶつけながら帰るとお昼だ。

すぐ近くで野生の動物が見れたこと、本当に貴重な経験でした。





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